やまがたcolumn
日常の何気ない出来事を写真とともに紹介します
岐阜のあちこちで「コバエ in 給食」事件が相次いでいるようです。
確かに今年はコバエの数が多かったような、
そうでもなかったような。
ペットで問題になるのは、
・東洋眼虫・・目の表面に細かい線虫が湧く
(メマトイというコバエが原因)
・ハエウジ症・・傷口などにウジが湧く
(コバエも大バエも原因になる)
信じられないくらい嫌な症例ですが、
どちらもハエが原因で、この辺りでは普通によく見られます。
ハエが一瞬の早業で卵(または幼虫)を産み付けることが原因です。
初めて見た飼い主さんはショックで倒れそうになります。
夏場がピークなので、そろそろ少なくなってくるはずなのですが、
まだ散見されるところを見ると、やはり今年はハエが多いのかも。
(いつまでも暑すぎるせいもある)
院内にも少なからず入り込んでくるので、
毎日、対策には苦慮しています。
彼らは動きが早いので、叩き潰そうとしても
無駄に手の平を傷めるだけ。
市販の「コバエ○イ○イ」を置いてみたけれど、
一匹も入らず。
ハエ避け対策として、よくハーブ系の忌避剤が使われるようですが、
ペットが許容する程度のハーブ臭はハエにとっても許容範囲。
殺虫剤を首にぶらさげているわけにもいかず、
屋外で(室内でも)完全にコバエとの接触を避けることは至難の業です。
結局、いまだに有効な対策が見つかっていません。
ペットに害がなく、それでいて確実にハエを寄せ付けない、
そんな方法があったら是非、教えてもらいたいです。
台湾で52年ぶりに狂犬病が発生しました。
野生のイタチアナグマでの感染が確認され、噛まれている人もいるとか。
すでにワクチン接種を希望して病院に行く人が多数いるそうです。
フォーカス台湾
台湾は日本と同じ島国です。
狂犬病は決して過去の病気ではなく、身近に迫っている病気です。
近年、日本での狂犬病ワクチンの接種率が下がり続けていることが
非常に心配です。
パニックにならないために、今のうちに予防接種を受けることを
お勧めします(未登録、未接種の犬は)。
動物検疫所 狂犬病清浄国
狂犬病は恐ろしい
募金は獣医師会を通じて、「緊急災害時動物救援本部」に送られます。
今回の地震では多くの動物たちと共に現地の獣医師も被災されています。
未だに行方不明となっている獣医師が十数名、命は助かっても病院が全壊してしまい、避難されている方も多くいるそうです。
獣医師会では、被災動物の救護と獣医師への支援を両方行っていく予定です。
(病院で集まった募金は全て現地での動物救護活動に使われます。)
また今後、飼育が困難になったり、飼い主を亡くしてしまい保護が必要なペットが多くでることが予想されるため、各県獣医師会での引き取りも検討されているそうです。
まだ時期は未定ですが、もし犬・猫等、ご自宅で被災動物の引き取りが可能な方がいましたら、病院スタッフまで声をおかけください。
ご協力お願いいたします。
私は朝飲むコーヒーのためにペットボトルの水を買っていたのですが、
今となってはそんな贅沢なことはできません。
しばらくは水道水を使うことになりそうです。
水道水でも(今のところ)飲めるだけ有り難いのですが。
原発については状況が日々悪化しているように思います。
テレビでは相変わらずいい加減で無責任極まりない報道ばかりです。
インターネットでは悲観論、楽観論、あらゆる情報が錯綜していますが、
結局のところ何が正しいのかよく分かりません。
原発がどんなものか知ってほしい
というサイトがあります。
原発建設等の現場監督として長年現場で働き、原発のことを隅々まで知ってる平井憲夫さんのサイトです。
残念ながら平井さんはすでにガンで亡くなっています。
10年以上前に書かれた記事ですが、今回の原発事故がなぜ起こったのか、なぜ事態が収拾しないのか、実によく分かります。
長文ですが、原発の実態を知るために是非読んでみてください。
毎年11月後半にもなるとあちこちの薬品メーカーさん、ディーラーさんから大量のカレンダーが届くので、飼い主さんに自由に持っていってもらっています。
動物写真のかわいいカレンダーは人気ですぐになくなり、地味なものは年末になっても余っている、というのがいつものパターンなのですが、今年は数も少なくどんな地味なカレンダーでもすぐになくなってしまう状態です。
これも不況のせいなのでしょうか。
飼い主さんにできるちょっとしたサービスにも影響が出始めています。
「やまがたペットクリニックカレンダー」も在庫が少なくなってきていますので、これから各メーカーさんにお願いしてできる限り(できればかわいいやつを)集めたいと思っています。
少々、お待ちください。
あっという間になくなる・・
今年はツリーを増設して手間がかかったのですが、スタッフが頑張ってくれました。
毎年この時期になると私が必要なライトや備品の調達をするのですが、今年は全てがとにかく安い、という印象を受けました。
毎年、「予算をかけずに手間をかける」というのをモットーにやっているのですが、今年は本当に安上がりでした。
(例)300球ライト→1000円以下
LED100球ライト→800円(以前は確実に5000円以上した)
ただどこも品数が薄く、確実に不況の影響を受けている感じがしてなんだか寂しい気分になりました。
4年ほど使っていた3mツリーが雪で崩壊してしまっていたので、入手した某ホームセンターに買いに行ったのですが、大きなツリー(以前は4m50cmまであった)は見当たらず、小さなツリーがポツリ、ポツリ・・
売り場面積も半分以下に縮小され、雑然としていて明らかに販売側のやる気のなさを感じました。
いくら売れないからといってここまで手を抜いていいんだろうか・・と感じ、これではさらに購買意欲が失せるだろうなと思いました。
景気が悪いのは仕方ないことですが、努力でカバーできることまで手を抜いていては不況をさらに加速させるだけです。
どんな業種にも言えることですが、一番大切なのはお客さんの信頼だと思います。
こういう時こそ目先の利益よりもお客さんに喜んでもらうための最大限の努力をするべきだと思います。
主にインターネットで情報を見ているのですが、世界各地の報道にはかなりのバラつきがあるようです。
季節性のインフルエンザよりも症状が軽いため、大げさに考えることはない、という意見が各国の報道の大半を占めている一方で、メキシコの現地医師や医療スタッフからは全く違った意見が出ているようです。
BBC Newsの投書欄
(ごく一部要訳)
・死者20名と報道されている時点(4月25日)で200人以上が死んでいる
・抗ウイルス薬やその他治療にも全く反応しない
・医師や医療スタッフの間にも死者が増えているのを止められない
・政府は警報を出すのが遅すぎた
・メディアはまるで真実を伝えていない、真実を公表するべきだ
などという書き込みが相次いでいるようです。
いつものことですが、真実が分かるまでにはかなりの時間がかかるのでしょう。
私個人としては今後の展開は分かりませんが、今の検疫体制には疑問を感じます。
発生国からの帰国者への検疫が強化されたそうですが、今回のインフルエンザの潜伏期間もわかっていない段階で今の検疫体制は不十分だと思います。
サーモグラフィーで発熱者の発見→潜伏期間中は無症状のため無意味
症状を訴える人への簡易検査→簡易検査での感染の確定は難しい
また、メキシコ(またはその他の発生国)に立ち寄り他の国を経由して帰ってきた人はどうするのか、など抜け穴だらけのような気がします。
本気で日本への侵入を阻止しようと思ったら、人の出入国を完全に停止し、帰国者を最低でも10日ほど勾留しなければいけません。
人権への配慮や経済活動への影響を考えて、なかなかそこまでのことはできないのでしょうが、中途半端な検疫は無意味だと思います。
ウイルスの被害を最小限に抑えるには人の移動を制限することが一番効果的です。
しかし、タイミング悪く日本はゴールデンウィーク、ペラペラの(明らかにウイルス対応でない)マスクを持ってどんどん海外へ出国し、高速1000円の影響もあり日本全国人民大移動が起こっています。
ウイルスが進入した時には蔓延を防ぐことはできないでしょう。
もし仮に今回の被害が小さく収まったとしても、ウイルスは簡単に変異してすぐにでも強毒性ウイルスに変わり得ます。
各個人がそのことを自覚して危機意識を持ち、最低でも1ヶ月ほどは自宅で篭城できる準備をして、移動を控える(当然旅行も中止)などの覚悟をしておくべきだと思います。
「Sock and Awe」http://play.sockandawe.com/
当の本人も投げつけられた靴を素早い反射神経で避けた後、「靴のサイズは10だな」とジョークを飛ばす様は見事でした。
決しておもしろおかしく話題にするようなニュースではないのですが、こんなにもアメリカを筆頭に世の中が緊迫している中で、国のトップが見せる余裕は日本人には真似できないことだなと思います。
おそらく麻生首相なら避けきれずに靴が命中し、激怒していたでしょう。
記者からの失礼な質問に本気で怒って反論する姿はあまり格好良くありません。
そんな時こそ余裕を見せて、気の利いたジョークで切り返すほどの余裕を見せてほしいものです。
漢字よりもジョークの勉強をすればもっと人気が出るのではないでしょうか。
真顔・・
しかも、未だかつてないほどの危機的な状況です。
普通に平凡に暮らしている私たちには、なかなか実感が湧きませんが、誰もが危機を自覚するまでにはそう時間はかからないでしょう。
私は数年前より、世の中の仕組みや動きに非常に興味を持つようになり、暇さえあれば経済予測関連の本を読むようになりました。
参考になるものもあれば、全く当てにならず外れっぱなしの本(こっちの方が多い)もあります。
中にはすごい人がいるもので、経営コンサルタントの船井幸雄さん、評論家の副島隆彦さん、金融マンの朝倉慶さんなどは何年も前から現在の世界の経済状況を正確に予測しています。
こういう人たちの予測を参考にしていれば、こんなにも経営に苦しむ企業や、日常生活に困窮する個人は多くなかったんだろうな、と思います。
よくテレビや新聞に出ている評論家や政治家ほど当てにならない人たちはいません。
経済予測は外れっぱなしで、出てくる度に言うことがコロコロ変わる、こんなにも適当なことを言って恥ずかしくないのかと思ってしまいます。
ほとんどの人たちが参考にしている一般メディア(テレビ、新聞)がこんな状態では誰もが危機感を持つことなどできません。
ほぼ間違いなく正確な予測を立てている本当のプロの予測家は来年(2009年)は金融恐慌、産業恐慌、そして生活恐慌になると断言しています。
もうその前兆があちこちで見え始めてはいるのですが、日常生活に追われていると目先のことしか考えられず、長期的な対策を立てることができません。
これからは短期間のうちに驚くほど経済情勢が変化することは確実で、予測を立てることがさらに難しくなってくると思いますが、情報は探せばいくらでも出てきます。
その中で信頼できる情報を参考にして個人個人、特に家族を守る立場の人たちは早急に対策を立てなければいけないと思います。
表向きは就任して1年、何も成果を残せず途中放棄のような印象を受けますが、本当にそれだけなのでしょうか。
政治の世界には国民には絶対に知られないような裏の世界があります。
まともな感情を持っている人間なら今の日本の状況で長い期間、首相の座に居座ることはできないと思います。
福田首相が就任した時、「貧乏クジかもしれないよ」と言ったのは正に本音だったのでしょう。
「アメリカの属国日本」最近の首相歴を見てみましょう。
橋本龍太郎 (在任期間932日):死亡
小渕恵三 (在任期間616日):死亡
森喜朗 (在任期間387日) ※
小泉純一郎 (在任期間1980日)※
安部晋三 (在任期間366日):突然辞任
福田康夫 (あと少しで1年) :突然辞任
ある程度まともな人は政治の世界では生きていけないようです。
いつまでも大きな顔をして居座れるのはアメリカべったりで、日本国民を平気で裏切れる悪魔のような人物(※)だけです。
福田首相は最後の記者会見で「私は先が見通せる人間なんですよ」と言いました。
おそらくその通りで今後を冷静に判断した上での覚悟の辞任だったのでしょう。
何も知らずに、本人の気持ちも考えずに、ただ表面的な見方で皆と同じように批判するのは止めたほうがいいのではないでしょうか。